ブログを開設しようと思っても、何も知識がないと「本当に自分でもブログが始められるのかな?」と不安になってしまいますよね。
しかも、いざ始めようと思っても「何から始めればいいの?」「どうやったら稼いでいけるようになるの?」と、ブログ開設に関する不安や疑問は尽きないことでしょう。
そこで今回の記事では、ブロガー/ライターとして活動し、フリーランスで生活できるようになった筆者が、初心者でも簡単にブログを開設するやり方から、稼いでいくために必要な要素まで、丁寧にわかりやすく解説します。
「今より人生を少しでも良くしたい」「副業ブログで収入を安定させたい」と思う人は、ぜひ最後までご覧ください。
けっこう長い記事になりましたが、この記事で書かれたこと“だけ”実践すれば、スタートから1万円稼ぐための土台は作れます!読みたい箇所に飛べるようにしたので、知っている部分はササッと読み飛ばしちゃいましょう!
ブログで稼ぐってどういうこと?
まずは大前提である「ブログで稼ぐとはどういうことか」を理解しましょう。
この前提を理解しないままだと、仕組みやゴールがわからないまま進めて無駄な時間を費やし、稼ぐまでに時間がかかってしまいます。
ブログの収入源は広告収入
ブログを始めるに至って、最初に抱く疑問は「どうやってブログを書くだけでお金が稼げるの?」という疑問ではないでしょうか。
結論から言えば、ブログの収入源は広告収入(アフィリエイト)がメインとなります。
広告収入とは、企業が提供するサービスや商品をブログの記事で紹介して、読者がそのサービスを契約・商品を購入することで、その企業から報酬が得られるというものです。
- 企業の案件を紹介する記事を書く
- 読者に記事が読まれる
- 読者が記事内で紹介したサービスを契約・商品を購入
- その成果に応じた報酬が支払われる
厳密に言えば、その企業から直接案件や報酬をもらうわけではなく、仲介業者を介してサービス・商品を紹介することになります。(直接案件がもらえる場合もありますが、中~上級者向けなので今回は割愛)
仲介業者について、詳しくは記事の後半で紹介しています。
アフィリエイトと聞くと、「怪しい仕事」や「良くもないサービスや商品を売りつける人」のような印象を持つ人もいますが、まったくそんなことはありません!むしろ、本当に良いものを本当に需要のある人に供給できる、素晴らしい仕事です!
企業が抱える在庫を売るわけであって、自分で商品を抱える必要はないので、売れなかったとしても損失は一切ないのが強みですね。(仕入れの必要ないため)
初心者でも稼げるの?
ブログは初心者でも稼げるので、安心して始めてください。
僕はスキルがまったくない状態から始めましたし、今でも毎月多くの新人ブロガーが誕生しています。
ただし、自己流でやっても絶対に稼げないので、まずはこの記事内に書かれていることを理解したうえで始めましょう。
今の自分を少しでも変えたいなら、“とにかくやってみる”ことが大事です。
ネットでは「ブログはオワコンだ!」なんていわれることもありますが、現に僕もちゃんと稼げていますし、そんな声を気にする必要は1ミリもありません。
ブログ開設の流れをざっくりと把握しよう
実際にブログを開設する前に、どんな流れでブログを作っていくのかを理解しておきましょう。
聞き慣れない言葉もあるかとは思いますが、後々詳しく解説していきます。
ステップ1|使うブログサービスを選択する
ブログには「はてなブログ」や「note」のような無料ブログと、「WordPress(ワードプレス)」という運営に費用がかかるブログが存在します。
「知識もないし、まずは無料ブログから始めようかな?」と思うかも知れませんが、もしこれからブログで稼ごうと思っているなら、絶対に「WordPress」がおすすめです。
WordPressには「WordPress.org」と「WordPress.com」の2種類がありますが、一般的にWordPressと言えば「WordPress.org」を指します!
※今後の内容は、無料ブログではなく「WordPress」を使う場合の解説をします。無料ブログを使おうと思っている人は、「ステップ5|記事を書き始める」まで読み飛ばしましょう。
WordPressと無料ブログの違いを解説
WordPressと無料ブログの違いを、以下の表にまとめました。
サービス | WordPress | 無料ブログ |
---|---|---|
料金 | 有料 | 無料 |
アフィリエイト | 制限なしに可能 | Amazonや楽天などの大手通販サイトの 商品のみ使用可能な場合もあるが、 大きな制限あり |
デザイン性 | 自由にデザイン可能だが、 凝りたいならある程度知識が必要 (簡単にカスタマイズする方法も存在) | 一部サービスの有料プランでは 簡単なカスタマイズは可能だが、 無料版では制限が多く、 自分好みのデザインはほぼ不可能 |
セキュリティ面 | サイバー攻撃を受けやすいため、 セキュリティ管理が必要 (無料で対策も可能) | 運営会社がおこなっているため、 WordPressよりも強固 (100%安全な訳ではない) |
閉鎖の可能性 | 自分でブログを閉鎖するか、 サイバー攻撃による乗っ取りが ない限りは閉鎖の可能性はない | サービス側にBAN(強制利用停止) される可能性や、 サービスが終了する可能性がある |
主な利用者 | ブログ初心者から 上級者までさまざま | ブログ初心者やブログで稼ぐことに 主眼を置いていない人 |
稼げる金額の目安 | 上限なし (100万円/月を稼ぐ人もいる) | 多くても3万円/月程度 |
無料ブログだと費用はかからないのですが、そもそもアフィリエイトができなかったり、できても制限があったりと、稼いでいくのは困難です。
一方でWordPressは運営費がかかりますが、アフィリエイトが完全自由にできますし、稼いでいるブロガーは全員WordPressを使っています。
稼いでいくならWordPress一択!ちゃんと運営すれば、ほぼ確実と言っていいほど収益は発生します!(食べていくほど稼げるかどうかは別)
WordPressの料金はいくらかかるの?
WordPressでブログを開設した場合にかかる料金は、以下のとおりです。
料金がかかる部分 | 料金の目安 |
---|---|
WordPress本体 | 無料 |
サーバー代 | 約1万円/年~ (初期費用込み) |
ドメイン代 | 無料~約1,500円/年 |
最初、サーバー代は絶対にかかりますが、サーバーと同時にドメインも契約すれば、ドメインは永久に使用無料となるサービスもあります。
そのため、初期費用として絶対に必要なのは約1万円~1万5千円程度だと考えてください。
「サーバーとドメインって何?」と思う人も多いと思いますので、以下でブログ・サーバー・ドメインの関係性について、わかりやすい有名な例えをご紹介します。
それぞれの関係を簡単に説明すると、
- 【サーバー】
ネット上の「土地」のような役割。サイトのデータやファイルのすべてを格納するサービス。サーバー(土地)がないとブログ(家)を公開(建造)できない。 - 【ドメイン】
ネット上の「住所」のような役割。当サイトのURL(https://maropulog.com/)の中の「maropulog.com」の部分のことを指す。後述の「独自ドメイン」を取得すれば、自由に文字列が変更可能。 - 【ブログ】
ネット上にある個人が持つ「家」のような役割。WordPressなら自由に改築可能。
このようになります。
まずはサーバー(土地)を契約し、ドメイン(住所)を決め、そこにブログ(家)を開設する、といった流れになりますね!
ステップ2|どんなブログにするかジャンルを決める
「ブログのことはわかった!よし、早速ブログを開設しよう!」となるのは、少し思いとどまってください。
これは非常に大切なことなのですが、絶対にブログを始める前に“どんなブログにするか”を決めましょう。
なぜなら、ブログのジャンルを決めずに見切り発進してしまうと、土台がゆるゆるの地盤の上に家を建てるようなものだからです。
僕はこの失敗をしてしまい、1サイト目でいろんなジャンルの記事を書く「ごちゃごちゃなブログ」を作ってしまいました。
皆さんには同じ失敗をせずに「稼げるブログ」を作ってもらいたいので、ブログで取り扱うジャンルは絶対に先に決めましょう。
まずは雑記ブログか特化ブログかを選ぶ
- 【雑記ブログ】
書く記事のジャンル(カテゴリー)を定めず、自分の好きな内容を何でも記事にするブログのこと。何でも書けるので、記事ネタが尽きづらい。 - 【特化ブログ】
特定のジャンルに絞って、そのジャンルに特化した記事を書くブログのこと専門的になるが、雑記ブログよりも稼ぎやすい。(当ブログなら、ブログ開設・運営など「ブログ」に関する記事)
どちらのブログにするのかは完全に運営者の好みによりますが、「稼げるブログ」を運営したいなら、特化ブログがおすすめです。
特化ブログは、読者が知りたい内容の記事をブログ内で探しやすくなりますし、検索エンジンからの評価が上がって記事が上位表示されやすくなり、ユーザーに自分の記事を見つけてもらいやすくなります。
「でも、特化するにしてもどんなジャンルにすればいいの?」という疑問が生まれると思いますので、ジャンルの決め方について解説していきます!
自分の得意なジャンルにする場合
自分の得意なジャンルにする場合は、すでにその道のスキル・経験・知識があるため、有益な情報を発信しやすくなるというメリットがあります。
自分にはどんな強みがあるのか、自己分析をするのもおすすめです。
しかし、自分が得意なジャンルの広告案件が見つからなかった場合、そのスキル・経験・知識で稼ぐことが難しくなってしまうため、注意しましょう。
自分の得意なジャンルと言っても、ない人もいますよね。僕もブログで書けるような特殊なスキルはありませんでした。そんな人は、次に紹介する「興味のあるジャンル」がおすすめ!
興味があることをジャンルにする場合
「自分が興味のあること」や「好きなこと」も、立派なブログのジャンルになります。
ジャンル決めのハードルが下がりますし、なにより自分の好きなことについて書くわけですから、作業が苦になりづらいというのが1番のメリットです。
「雑記ブログと特化ブログ」の欄でも伝えましたが、好きなことをアレコレと詰め込みすぎるのはNGで、ジャンルは何か1つに絞りましょう。
僕も興味のあることとして「お酒に関するブログ」や「映画に関するブログ」など、自分の趣味で作ったブログで稼げています!
ブログ名を決める
僕が運営しているブログが「まろぷログ」というくらいなので、「ブログ名は何でもいいんじゃないの?」と思う人も多いのでは?
しかし、実は意外とブログ名は重要なんですよね。
ブログの「住所」となるドメイン名を決めるときに、ドメイン名と記事内容があまりにも乖離したブログを作るのは困難だからです。
例えば、「書評ブログを作ろう」と思ってドメイン名を「good-novels.com」としたとしましょう。
しかしブログを運営して「自分には書評ブログは合わないから、ジャンルを変えちゃお!」と思っても、すでに小説に関するドメイン名になっているため、そのブログで転職に関する記事を書き始めても、読者が「読書の内容っぽいURLなのに、内容は違うの?」と違和感を持つきっかけになります。
自分でも違和感を持ちながら運営しないといけなくなりますので、結果的にそのドメインは削除、新しいドメインを取得して新たにブログ開設から始める、ということになるでしょう。
そうならないためにも、最初の段階でジャンルやブログ名を決めておくのがおすすめです。
迷ったら僕のように「〇〇ブログ(〇〇blog.com)」みたいな感じにしましょう!有名ブロガーも同じ感じの名前で活動しているため、問題ありません。
ステップ3|レンタルサーバーを契約する
先ほどご紹介した流れのとおり、ブログを作る前にまずはレンタルサーバーを契約しましょう。
サーバーとひと口に言っても、さまざまなサービスが存在するため、その中から厳選し、おすすめのサーバーを2つご紹介します。
どのレンタルサーバーがおすすめ?
おすすめのレンタルサーバーは、「Xserver(エックスサーバー)」と「ConoHa WING(コノハウィング)」の2つです。
正直なところ、数あるサーバーの中でも初心者には絶対にこの2択がおすすめで、実際に月に50万~100万円以上稼ぐようなブロガーたちの大多数がどちらかのサーバーを使っています。
上記2つのサーバーについて、簡単に違いをまとめました。
サーバー名 | Xserver | ConoHa WING |
---|---|---|
料金 (1年契約の月額換算) | 1,100円~ | 990円~ |
メリット | 老舗で実績と信頼がある 利用者が多く、情報が得やすい 問題が起きたときの対応が手厚い | Xserverよりも料金が安い ドメインが2つ無料 管理画面が見やすい |
デメリット | ConoHa WINGよりも高い 管理画面が若干見づらい 設定の反映速度が少し遅い | 比較的新しいサービスで情報が若干少ない 今後の栄枯盛衰が読めない 長時間のサーバー障害が起きたことがある |
僕はXserverとConoHa WINGどちらも使ったことがあるのですが、最終的に全サイトをXserverに統一しています。
理由は僕が初心者のころ、セキュリティを重要視しておらず、サイトの乗っ取りが起きたときのことです。
Xserverは「何が原因でどの部分に障害が起きているか」「今後どう対応すべきか」など、すごく丁寧に教えてくれましたし、僕には難しくてわからないような操作もすべて説明してくれました。
ConoHa WINGで運営しているサイトでも障害が起きたのですが(同じ轍を二度踏んだのは完全に自分のミスです…)、このときのConoHa WINGの対応は、Xserverと比べて少々不親切でした。
その結果、僕はConoHa WINGで運営していたサイトをXserverに移行し、契約サーバーをXserverに統一することとなります。
あとは、わからない事があったときに検索をかけると、様々なサイトで細かな部分まで情報が共有されているのも、かなりのプラスポイントでした。
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同時に独自ドメインも取得しよう
独自ドメインは、契約したサーバー内で同時に取得するのがおすすめです。
前述したサーバー「Xserver」と「ConoHa WING」はどちらも無料(Xserverは12ヶ月以上の契約に限る)で独自ドメインがもらえますし、サーバー契約時に同時に取得ができます。
ちなみに僕のブログ開設当時は「サーバーとドメインは別会社にしたほうが料金が安くて済む」といわれていたため、ドメインを「お名前.com」で取得し、Xserverにドメイン移管をしたのですが、これが面倒で面倒で…
今はサーバーと同時にドメインを取得するデメリットがまったくないため、絶対に契約するサーバー上で契約と同時にドメインを取得しましょう。
※ドメイン名は後から変更不可・他の人が使っている文字列は使用不可のため注意
サーバー内でWordPressをインストールする
多くのレンタルサーバーでは、サーバー内でWordPressがインストールできるようになっています。
誰でも簡単にインストールできますし、インストール後はすぐに自分のブログが立ち上がるので、WordPressは契約したサーバー内でインストールしましょう。
一応、WordPressの公式サイトから手動でダウンロードして、サーバーに接続することもできますが、手間がかかって面倒なのでおすすめしません。
ステップ4|WordPressの設定をする
実際にブログが立ち上がったところで、最初にやっておきたい設定や操作をご紹介します。
後からだと面倒なものもあるので、注意しましょう。
ブログテーマを導入する
ブログテーマとは、ブログのデザインを自由にカスタマイズするためのテンプレートのことです。
テーマを導入することで、Webデザインに必要なHTMLやCSSの知識がない人でも、簡単にキレイなデザインのサイトが作れます。
無料と有料のものが存在するのですが、稼いでいくなら有料テーマを導入するのがおすすめです。
どうせ後々有料テーマに切り替えたくなるときが来ますし、稼いでいるブロガーは全員と言っていいほど、有料のブログテーマを使っています。
個人的におすすめだと思うブログテーマについて、以下に簡単にまとめました。
ブログテーマ | SWELL | SANGO | JIN:R |
---|---|---|---|
料金 (買い切り) | 17,600円 | 14,800円 | 19,800円 |
参考デザイン | |||
デザインの特徴 | シンプルで洗練されたデザイン | 淡く優しいデザイン | 柔らかく動きのあるデザイン |
メリット | シェアNo.1で情報が入手しやすい 表示速度が最高クラス Xserverとのセット購入で880円引き 独自の機能が多い | 丸みを帯びたデザインが可能 居心地の良いマテリアルデザインを採用 ConoHa WINGとのセット購入で800円引き 比較的安価 他の人が作ったデザインをコピーして自分流にアレンジできる | サイト型デザインが簡単に作れる ConoHa WINGとのセット購入で1,000円引き 有料記事が作れる 直感的な操作でカスタマイズしやすい |
デメリット | 比較的高価 サイトデザインが他の人と似やすい | カスタマイズが難しい カチッとしたデザインにしづらい 他の人と似たようなデザイン・色味になりやすい | 高価 新しいテーマで情報が少ない 独自のブロック(装飾)が少ない |
それぞれのテーマには「デモサイト」がいくつか掲載されていますので、気に入ったデモサイトをダウンロードすれば、そのデザインをそのまま自分のサイトに反映できます。
誰でもキレイなサイトが短時間で作れるので、最初はデモサイトのデザインをそのまま使うのもありですね。
このブログは「SWELL」というテーマを使っています!ブログテーマについて解説すると非常に長くなるので、以下の記事もあわせて読みましょう!
\当サイトも愛用中のテーマはこちら/
必要な初期設定をする
WordPressの初期設定で必要なことをまとめました。
- 【パーマリンク設定】
ダッシュボードから [設定] → [パーマリンク設定] → [投稿名] を選択 - 【SSL設定】
サーバー内でSSL設定後、WordPressのダッシュボードから [設定] → [一般] を開き、「WordPressアドレス」と「サイトアドレス」を「http」から「https」に変更 - 【サイトタイトル設定】
ダッシュボードから [設定] → [一般] を開き、「サイトのタイトル」と「キャッチフレーズ」を変更
特にパーマリンクとSSLの設定だけはすぐにやっておかないと、後々面倒なことになります。
サイトタイトルは、ブログ開設の前に決めたものを付け、キャッチフレーズは思いついたら設定するくらいで大丈夫です。
「パーマリンク?SSL?なんのこと?」と思う人も、以下の記事でわかりやすく解説していますので、あわせて一緒に読みましょう!
プラグインを導入する
プラグインとは、ブログの機能を拡張するためのツールです。
有料のものも存在しますが、無料のプラグインだけでも十分稼げます。
以下に、確実に入れておきたいプラグインを載せておきました。
- 【Akismet Anti-spam】
スパム対策を自動でしてくれる。 - 【BackWPup】
WordPressのバックアップがワンクリックで可能。 - 【BBQ Firewall】
ファイアウォールによって不正アクセスを防ぐ。 - 【Broken Link Checker】
リンク切れを知らせてくれる。 - 【EWWW Image Optimizer】
アップロードする画像のサイズを最適化する - 【WP Multibyte Patch】
WordPressを日本語対応させ、文字化けを防げる。 - 【WPForms Lite】
キレイでシンプルなお問い合わせフォームが作れる。 - 【XML Sitemap Generator for Google】
自分のサイトをGoogleに認識させられる。 - 【XO Security】
ログイン関連のセキュリティを強化できる。
僕は新しいブログを立ち上げたとき、上記のプラグインは必ず入れるようにしています。
他のプラグインは、使うテーマや、ブログをどんなふうに構築していくかによって変わってきます。
それぞれのプラグインの細かな解説や、逆に入れないほうがいいプラグインなど、以下の記事で詳しく解説しますので、あわせて読みましょう!
各種解析ツールと紐づける
ブログを運営するにあたって、絶対に使いたい解析ツールが2つありますので、以下でご紹介します。
- 【Google Analytics(グーグルアナリティクス)】
自ブログのアクセス数や読者の滞在時間、ユーザーの年齢層・性別が解析できる。 - 【Google Search Console(グーグルサーチコンソール)】
自ブログがどんなキーワードで検索されているのかや、クリック率はどのくらいかなどを解析できる。
どちらのツールも無料で導入でき、ブログのPV(ページビュー)数を改善するためには必須のツールです。
簡単にまとめると、Google Search Consoleはユーザーがブログに訪れる前のデータを、Google Analyticsはユーザーがブログに訪れてからのデータをそれぞれ解析します。
ブログと各種ツールを紐づける手順は長くなるため、こちらも別記事で紹介します!設定したい人は以下の記事をあわせて読みましょう!
自分好みにブログをデザインする
せっかく自分のブログが立ち上がったので、自由にブログをデザインしてみましょう。
デザインするときに注意したいことなのですが、現時点ではあまりデザインに凝りすぎてはいけません。
なぜなら、現時点でデザインに凝っても、どうせブログ運営に慣れていくと新たにカスタマイズしたくなりますし、デザインする時間を記事執筆に使ったほうが、稼ぐまでの近道になるからです。
そのため、デザインするのは最低限(サイトの色味や見出しのデザイン等、ワンタッチで装飾できる部分のみ)にして、導入したテーマの「デモサイト」のデザインを上手に活かしましょう。
ちなみに、ブログに導入したテーマによって、カスタマイズのしやすさ、デザインの幅は異なります。当ブログはSWELLを使っているため、ご紹介するのはSWELL上でのカスタマイズ方法のみです。
ステップ5|記事を書き始める
「ようやく自由に記事が書けるぞ!」と思った人もいるかとは思いますが、記事執筆をするうえでも注意点がいくつかあります。
たしかにここからは自由に運営していくフェーズに入るのですが、ただ闇雲に記事を書いても稼げるようにはなりません。
ライティングに関して、最低限知っておきたいことのみをご紹介します。
「いきなり記事を書くと言っても、広告が無いから収益化できる記事になるかわからない!」という人は、後述する「初心者が登録すべきASP3選」の中のA8.netをブログ開設直後に登録しましょう。広告案件を探して、収益化できそうな記事から書き始めるのもアリです。
最初だけは60/100点で記事を公開する
完全なブログ初心者にとって初めての記事は気合が入りがちなのですが、いきなり100点を目指すのはやめましょう。
ライティングの知識や経験がない状態で完璧を求めるのは、プロ野球選手を目指した初日にプロ相手にホームランを打ちたいと思っているようなものです。
まずはバットを振ってみる、ボールに当てる感覚を知るような感じで、まずはざっくりと記事を書いてみる、公開してみる、というプロセスを経験しましょう。
何記事か書いていくことで「もっとこう改善すべきだ」と、次第にライティングにも慣れるはず。
あれこれ気にして記事を公開できないでいると、ブロガーとしての経験が積めないまま、無駄な時間を過ごすことになります。
「今の100%はどうせ20記事書いたときの50%程度になるんだ」と思って、最初はとにかく記事を公開するべきです。
不特定多数の人に自分の文章が公開されるのは、嬉しくもあり恥ずかしくもありますが、最初から良い文章を書けるはずもないので、まずは60点の記事でも公開しましょう!
ライティングの勉強は必須事項
ブログで稼いでいくなら、「Webライティング」のスキルを身につけるのが重要です。
Web上でのライティングは、今までの人生で経験したような「作文」や「小論文」の書き方と異なります。
Webライティングで大切なのは、ブログに訪れた読者の悩みを解決するような文章能力です。
ただ漫然と記事を書いていてもライティングスキルは身につかないため、知識が学べる「書籍」を買って勉強しましょう。
ブログはビジネスの1種ですから、少しくらい出費して技術・知識を深めていかないと、ライバルに勝てません!おすすめの書籍は、以下の記事で紹介していますので、あわせてご覧ください!
SEO対策をして検索上位表示を目指す
SEO(エス・イー・オー)とは「Search Engine Optimization」の頭文字を取ったもので、「検索エンジン最適化」という意味です。
GoogleやBing、Yahoo! JAPAN、Safariなどの検索エンジンのランキングで、自分の書いた記事を上位表示させるための施策のことを指します。
SEOの対策をしないと、せっかく記事を書いても検索エンジンで上位表示されず、誰にも記事を読んでもらえません。
主なSEO対策には、以下のような施策があります。
- 質の高い記事を書く
- ユーザーが使いやすい(見やすい)サイト設計にする
- 記事のタイトルに検索キーワードを入れる
- 上位表示できるようなキーワードを探す
SEOは、特にユーザーが多いGoogleに対しておこないます。
自分が書いた記事が上位表示されてアクセス数が増えれば、それだけ紹介したサービスの契約・商品の購入が増えるため、ブログで稼ぐなら必須の取り組みです。
SEO対策は挙げると膨大な量になるため、以下の記事で詳しく解説します。
定期的に記事をリライトする
書いた記事は放置せず、数ヶ月に1回はリライト(書き直し)するようにしましょう。
書いたときの情報が古くなっている場合は最新情報に書き換える必要がありますし、書いた当初よりもライティングが上達し、より良い記事にできる可能性もあります。
リライトすることによって、現在の検索順位よりも上位表示できることもあるため、「今よりも良い記事にできそう」と思ったら積極的にリライトをしましょう。
ただし、すでに上位表示できている記事をリライトする優先度は低く、むやみにリライトすると逆に順位が下がる場合があるので注意!
ステップ6|記事を収益化させる
記事が書けたら
記事に広告を掲載するにはASP(エー・エス・ピー)に登録する必要があるのですが、多くのASPは登録するのに最低5記事以上ないといけません。
ASPとは「Affiliate Service Provider」の頭文字を取ったもので、広告主とアフィリエイター(ブロガー)を仲介する業者のことを指します。
初心者が登録すべきASP3選
数多くあるASPの中でも、まずは初心者が登録すべき大手ASPを3社紹介します。
- A8.net(エーハチネット)
- もしもアフィリエイト
- ValueCommerce(バリューコマース)
A8.netは0記事から登録可能、もしもアフィリエイトは最低5記事、ValueCommerceは最低10記事が登録に必要です。
A8.netは業界最大手のASPで広告数が多く、なおかつ登録基準がないため、真っ先に登録したいところですね。
それぞれのASPで取り扱っている広告の種類が違いますし、登録するのにデメリットはないため、基本的にはどのASPでも登録しておいたほうがよいでしょう。
ASPについては、以下の記事内でも解説していますので、あわせて読んでみてください!
\ブログ開設直後でも登録可能/
Amazonアソシエイトにも登録する
「Amazonアソシエイト」は、Amazonがおこなっているアフィリエイトサービスです。
Amazonで取り扱える商品なら、すべて広告として紹介できます。
1点注意すべき点が、審査が厳しい点です。
登録から180日以内に3回注文を受ける(成約する)必要があり、これはブログ開設直後の初心者にとっては大きな壁となります。
紹介料は商品金額の2%~8%で、報酬が高いジャンルの商品を売れば、けっこう稼げておすすめです。
ある程度アクセスが取れるようになったら、ぜひチャレンジしてみましょう。
僕はAmazonでひと月に最高6桁稼いでいます!軌道に乗ればバンバン売れますし、商品を紹介しやすいため、かなりおすすめ!Amazonアソシエイトの審査を突破するためのコツは、以下の記事で解説しています。
最速で稼ぎたいなら物販が正解
「とにかく早く0→1(ゼロイチ)を達成したい!」「手っ取り早く収益を得たい!」という人には、物販のアフィリエイトがおすすめです。
どんな物を売るのかというと、自分の家の中を見渡して、自分が本当によく使う物や、本当に良いと思う品を紹介するだけです。
もしそれがASPにある商品ならASPを介して、Amazonや楽天等のショッピングサイトにある商品なら、そのショッピングサイトのアフィリエイトサービスを介して広告を掲載しましょう。
どうして買ったのか、どんなメリット・デメリットがあるのか、使ってみた感想はどうかなどを掲載するだけで、その商品を買おうか迷っている読者が商品を購入してくれます。
すでに持っている物を紹介するわけですので、新しい知識を入れたり、わざわざ記事のために商品を購入したりする必要がありません。難易度も低いので、初心者にもおすすめです。
Google AdSenseはおすすめしない
Google AdSense(グーグルアドセンス)は、Googleが提供する広告サービスです。
ブログに広告タグを貼り付けると、読者に適した広告が表示され、読者がその広告をクリックすることで報酬が得られます。
1クリックごとの報酬単価は低いのですが、クリックされるだけで報酬が入るため、小規模サイトでも収益が得られやすいのがメリットです。
しかし、サイトが見づらくなりますし、読者が嫌がってブログから離脱する可能性もあるため、僕はあまりおすすめしていません。
下の画像のような広告のことです!ネットサーフィンをしているとよく見ますよね。邪魔で仕方ありません。
8,000円以上報酬が貯まらないと振り込まれませんし、そもそも8,000円分クリックしてもらうには長い期間が必要です。
Google AdSenseに力を削ぐくらいなら、記事のクオリティを高めてアフィリエイトで勝負したほうが断然収益につながります。
興味のある人は、Google AdSenseの登録方法や審査基準などを以下の記事にまとめましたので、あわせて読んでみてください。
1万円稼ぐために重要なポイントを紹介
ブログで1円でも収益を上げるだけなら、正直誰でもできます。
しかし、月に1万円以上稼ぐとなると話は別です。
ちゃんと戦略的にブログを運営し、収益が生まれるには何が必要かを理解する必要があります。
僕は不器用だったため、月に1万円稼ぐのにけっこう時間がかかりました。皆さんには最短・最速で1万円稼いでもらいたいので、1万円稼ぐのに最低限必要な知識をお伝えします!
とにかく読者のことを考えた記事を書く
ブログで稼ぐために1番重要なことは、“読者のため”の記事を書くということです。
なぜなら、紹介したサービスを契約する・商品を購入するのは読者だから。
具体的に、どのようにすれば読者のための記事になるのか、以下にまとめました。
- 悩みや課題が解決できるような内容にする
- 結論を述べてわかりやすい文章にする
- 過剰に装飾せずに見やすい記事にする
- スマホでも見やすくする
- 難しい用語はなるべく使わない(使う場合は解説する)
皆さんも様々なサイトを見ていて、「このサイト見づらいな…」「普通に読みたいだけなのに、何かストレスがあるな…」「この記事は見やすくて、読んでいて楽しい!」と思うことがあるはずです。
その直感はとても大事で、自分が思う“見やすいサイト”を作れば、自ずと読者の信頼を得られます。
読みやすい記事の書き方については、以下の記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください!
1記事に複数の要素を盛り込みすぎない
1記事にいろんな要素をごちゃごちゃと盛り込みすぎると、読者が欲しい情報のみを与えられず、読みづらい記事になってしまいます。
読みづらい記事から収益は生まれませんので、なるべく1記事に盛り込む要素は少なくしましょう。
この記事の場合は、「初心者がブログ開設をして、最低1万円稼げるようにする」というのがコンセプトです。
このコンセプトに複数の要素を盛り込むと、結局何を伝えたいのかがわかりづらくなりますし、検索エンジン側も、どのキーワードでこの記事を登録するべきなのかわからなくなります。
もし複数の要素が出てきてしまったら、本記事のように別記事を書いて、詳しく知りたい人のみそちらに誘導するようにしましょう。
他のブログを読んで研究する
本気でブログの収益化を目指すなら、すでに収益化できているブログを研究しましょう。
「この記事はなぜ読みやすいのか」「どんな広告で収益を得ているのか」「どうやってセールスしているのか」など、自分のブログとの違いを学ぶ必要があります。
丸パクリは絶対にダメですが、良いところは真似るべきです。
他のブログを読んで研究している人と、そうでない人とでは、成長スピードに雲泥の差があります。
とても良い言葉で「換骨奪胎」という四字熟語があります。これは「他人を参考にして真似をしながら、自分独自の物を作り上げる」という意味です。先人たちが切り開いたブログという道において、100%オリジナルの物なんて今さら生み出せるわけがありません。良いところを取り入れて、独自の価値を埋めるように努力するのが大事ですね。
必ず継続する
ブログはすぐに成果がでるようなものではありません。
初心者なら、稼ぐまでに最低でも半年〜1年を見ておきましょう。
多くの人は1年経つ前にブログを諦めてしまうのですが、1年も経たずに成果を望もうとするのは、非常におこがましいことです。
そんなに簡単に稼げたら、今頃は全国民がお金に困っていません。
僕も稼げるようになるのに時間がかかりましたし、ブログやライターだけで生活できるようになるには、2年くらいかかりました。
キーワード選定を大事にする
ブログで稼ぐためには、キーワード選定は非常に大事な要素です。
狙うキーワードを間違えると、どれだけ頑張って記事を書いてもまったく稼げなくなってしまいます。
そうならないよう、キーワード選定で重要なポイントを以下にまとめました。
- そこそこ検索ボリュームのあるキーワードにする
- 他のサイトに勝てそうなキーワードにする
- 初心者は複数キーワードを狙う
キーワード選定に関して詳しく知りたい人は、以下の記事もあわせてご覧ください!収益に直結するので必見です!
初心者のブログ開設に関するQ&A
最後に、初心者がブログ開設をするときに抱きがちな疑問に対し、僕なりの答えをお伝えしていきます。
100%正解というわけではありませんが、実際にこれである程度は稼げているため、参考にはなると思います。
- 匿名・顔出しなしでも稼げるの?
-
匿名・顔出しなしで問題ありません。たしかに、顔と名前は出したほうが信頼を得やすいのですが、文章から信頼を得られるように努力すれば大丈夫です。匿名・顔出しなしで稼げるのは、ブログの魅力の1つですね。
- ブログ専用のSNSアカウントは作ったほうがいい?
-
作ったほうがよいでしょう。しっかりと運用できれば、ASP案件でも1週間程度で稼ぐことも可能です。ただし、SNSが苦手という人もいるはず。そういう人は、無理にSNS運用をする必要はありません。その時間をブログの記事作成に使いましょう。
- ブログ専用のメールアドレスは作ったほうがいい?
-
ブログ専用のアドレスを作ったほうが、間違いなく管理が楽です。アフィリエイトの成果発生メールや、ブログのお問い合わせメールなど、1日に何通も届くことがあります。
- ブログは毎日更新したほうがいい?
-
毎日更新はおすすめしません。以前は「毎日更新するべき」といわれていましたが、質の低いコンテンツを短時間で生み出したところで、何のプラスにもなりません。先ほど「最初は100点を目指さない」とお伝えしましたが、それは本当に最初のステップだけです。数日かかったとしても、ちゃんと読者が満足できるような、質の高いコンテンツを生むことに注力しましょう。
- PCではなくスマホでもブログはできる?
-
立ち上げさえしてしまえば、スマホでブログを執筆・投稿することも可能です。スマホで作業したい人は、WordPressのスマホアプリをインストールしてみましょう。外にいるときにGoogleドキュメントに文章を書き留めておいて、家に帰ったらPCで入稿する、という流れがおすすめです。
- AIを使うのはおすすめ?
-
AIライティングはおすすめですが、すべて頼るのはおすすめしません。ライティングの技術や、正しい見出し構成の作成方法が身につかないからです。あくまで補助程度として活用しましょう。
まとめ
今回の記事は、ブログ初心者が実際にブログを開設する方法から、1万円稼ぐまでに知っておきたいことをまとめてご紹介しました。
最初は大変かもしれませんが、何度も読み直して確実に稼げるブログを作っていただけたら幸いです。
ブログはネットで稼ぐために必要なノウハウを学べる最強の副業だと思っていますので、これを機にぜひブログを始めてみてはいかがでしょうか。
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